かなり伸びてる根元の部分と明るくなってしまった毛先を上手く馴染ませるカラーリング♪

いきなりですが

このブログや他媒体などで

自分がアップしているヘアスタイルというのは

ほぼ自分がカットしカラーしスタイリングもしと

自分で作ったヘアスタイルしか

載せないようにしています。

それは何故かといいますと

よりリアルなものを嘘偽りなく

お見せしたいというところからです。

自分も雑誌などのヘアカタログで

パーマかけていないのに巻きスタイリングを

パーマかけました的なことを書いていた時代も

正直ありました

カラーやカットだってしていないのに

スタイリングだけしてそれを

アップするってのは日常茶飯事。。。

自分でお店をするようになり雑誌などは

しなくなってからその違和感を感じるようになり

このブログでアップするスタイルは自分で

作ったもの（カットやカラーも含め）のみにしようと

決めてやっています。

※自分がカットなどしていない場合はスタイリングのみと表記してますからね

こうすることで皆様によりリアルなサロンワークでの

仕事をネット上でも理解していただけるかな？

という思いで書いています。

でブログや他媒体でもアップしている画像、

見ていただいてる方はわかるかと思いますが

ほとんどが

全体カラーしています

トーンアップしたり、トーンダウンしたり、色みを変えたりと

何かしら変えているのがほとんどかと思います。

これは何でそうなのかといいますと

画像を自分で撮っていなくお客様が撮った物を

そのまま使わせていただいているから

その結果全体カラーをしたパターンの画像が

ほとんどになっています。

ただですね、

実際のサロンワークではとなると

全体カラーと根元リタッチのお客様は半々です

むしろ自分的にはダメージのことを考えると

根元リタッチを勧めることが多いので

よくご来店されるお客様に言われることが

『根元だけ染めるということも出来るんですか？』

と根元リタッチという施術内容も知らない方も

いるくらいなんですね（汗）

ですのでリタッチの説明をしてその上で

全体カラーするか、根元リタッチだけにするかを

決めていただいております。

説明をキチンとすると

『根元リタッチだけで大丈夫です』

という返答をしていただくことが多いので

サロンワークでは根元リタッチを施術される方が

多くなるんです。

このようにダメージ優先の場合、自分的には

根元リタッチを推奨させてもらっているのですが

ダメージのことを優先してても

自分から全体カラーを勧める場合もあります。

それはどんなパターンかといいますと

根元がかなり伸びてる場合

基本根元リタッチを勧める場合に

カラーの頻度というのも意識しています。

一ヶ月に一度のペースで

染めるという方だとそのペースで

毎回全体染めてたらそれは負担になると思うので。

あとそのペースで染められる方のほとんどが

少しでも根元が伸びてプリンみたいになると

それが嫌だからすぐにそれを解消したい

って思ってる方が多いのでリタッチのみでも

プリン解消ということで満足していただけるんですね。

でそれとは逆で染める頻度があまり高くない方で

根元がかなり伸びてる方の場合だと

何故、根元リタッチだけでなく全体カラーを

オススメするのか？

というところついて。

これはですね、根元がかなり伸びてるということは

カラーリングをする頻度もそこまで高くない。

ということは以前カラーしてた部分も

かなり色が抜けている

だからその部分に根元の伸びた黒い部分を

合わせようとすると色が明るくなる

ということになるのでたまのカラーリングですし

抜けてる部分に色みも入れてあげて

全体的に綺麗な状態にしておく。

ということでこのパターンだと

全体カラーを薦めています。

でちょうどこのパターンのお客様が

ご来店されまして画像をアップされていたので

そちらをご覧いただければと思います

こちらです

↓

ビフォー、アフターまで書いてくれているので

わかりやすいと思います

こちらのお客様、海外から来られる方なので

そう頻繁に来られません

ですのでこのくらい根元が伸びてしまうのです。

そこはもちろんしょうがないと思いますし

むしろわざわざ海外から来ていただけるだけで

ありがたいので来られた際に完璧にする

ということを徹底してやっています。

でこの場合での完璧となると

根元の黒い部分のみの対応では

少し違うと思います。

というのも既カラー毛部分は

色が抜けきってる上に元々の赤オレンジの色素も

ありで髪が傷んで見える

これではその色に根元を合わせて

リタッチカラーをしても見た目綺麗に

見えないしでせっかくカラーするのに

意味がないかと。。。

だからこういった場合は全体カラーを

オススメするんですね

今回のこのカラーリングは

◎根元は明るくして

◎既カラー部分は暗くする

◎そして色は赤オレンジを消すためのグレージュ系カラーに

ってことでのカラーリングをして

画像のアフターのような髪色になりました

根元の黒かった部分と毛先の明るかった部分の

境目はなく自分で言うのもなんですが

上手く馴染ませてると思います

これだけ根元伸びてて毛先は明るくなってる

髪の毛を均一に色と明るさを合わせるのって

結構難しいんですよ

髪のダメージを最優先で考える自分が

全体カラーを勧める今回のようなパターン。

可能な方はこまめにカラー（リタッチ）しましょうね

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この記事を書いた人

山根裕司代表／LOANA

ヘアサロンLOANA代表の山根裕司です。

毛髪診断士の資格を持ち薬剤開発などにもたずさわり毛髪の改善に全力を注ぎます。

今まで原宿、表参道、六本木、神戸と有名サロンと言われるお店で働いてきて有名サロンの良い部分も悪い部分も見てきました。

その上で有名サロン、大型サロンでは見逃しがちな部分にも目を向けたサービス、接客、技術を心がけすべての方がハッピーになれるヘアサロン、美容師でありたいと思っています。

素材美（毛髪）とデザイン美（ヘアスタイル）の両立をモットーにどちらが欠けても完全ではないということをご提案していきたいです。