髪の毛にダメージしても扱いやすいほうがいい！？

皆さんこんばんわ(^o^)

いきなりですが先日当店でリタッチ矯正を

施術したお客様がおられました。

そのお客様から連絡があり話しを聞いてみると

先日そちらで縮毛矯正をしていただいたのですが

結局扱いやすさがやる前とそんなに変わっていません。

扱いやすくしたかったから縮毛矯正をお願いしたのに

これじゃやった意味がないのでなんとかならないでしょうか？

というご連絡でした。

こちらとしては一度現状を見させていただかないと

何とも言えなかったので再度ご来店してもらいました。

そして話をしていくとこうでした。

根元の癖の部分のみを縮毛矯正したら

全体的に扱いやすくなるかと思っていた。

けど実際は確かに根元の癖はなくなったけど

中間から毛先まで扱いずらいまま。

痛むのはもちろんわかるけどそれでも

扱いやすくするということのほうが先決。

と言われたんです。

それを聞いた瞬間

やってしまった〜(T_T)

と猛烈な反省をさせられました。

というのも自分は最初このお客様の

カウンセリングで扱いやすくしたいということは

もちろんお聞きしていたのですが

元々一年前に縮毛矯正を他店でされてて

その部分は縮毛矯正をしなくてもいいだろうと

思ってしまっていたんです。

一度やってる部分ですしダメージの心配があるので

無理にしなくてもいいだろうと。。。

お客様にもダメージが加算してしまうから

やらないほうがいいと伝えてそのときの施術は

リタッチ矯正のみでの施術となりました。

この自分の

ダメージが加算しちゃうからやらないほうがいい

という思いが完全にお客様の求めているもの

と違ったわけです。

これには本当に反省しました（涙）

ぜんぜんお客様目線になれていないということに。。。

美容師目線だと出来るだけダメージなく施術し

これ以上ダメージを蓄積させない！！

ってことでのこの考えは

あくまで美容師目線だったわけです。

ですので再度お越しいただいた今回は

改めてダメージのことを説明させていただいた上で

中間〜毛先部分を微還元の薬剤で

縮毛矯正させていただきました。

この仕事って技術や接客などの勉強は

もちろん重要で成長していくためには

外せないと思います。

ただそれ以上にお客様とのこのような

やりとりが何よりも成長させてくれてると感じます。

今回のケースもここまで反省することって

ここしばらくなかったので改めて凄く考えさせられました。

自分のお客様は本当にこだわりのある方が多いです。

そんなお客様が多いからこそ

毎回お客様に成長させていただいいるのでほんと感謝です。

今回も連絡してくれて二度手間になっているのに

わざわざお越しいただき改めて施術させてくれて

ありがたいことです。

この仕事って求めていけばいくほど

終わりがない仕事ですがそれでも

全ての面で完成形というものを求めて

今後も美容師としての仕事に励みたいと思います。

S様本日はありがとうございました(^^)

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この記事を書いた人

山根裕司代表／LOANA

ヘアサロンLOANA代表の山根裕司です。

毛髪診断士の資格を持ち薬剤開発などにもたずさわり毛髪の改善に全力を注ぎます。

今まで原宿、表参道、六本木、神戸と有名サロンと言われるお店で働いてきて有名サロンの良い部分も悪い部分も見てきました。

その上で有名サロン、大型サロンでは見逃しがちな部分にも目を向けたサービス、接客、技術を心がけすべての方がハッピーになれるヘアサロン、美容師でありたいと思っています。

素材美（毛髪）とデザイン美（ヘアスタイル）の両立をモットーにどちらが欠けても完全ではないということをご提案していきたいです。