お客様を感動させられる技術が出来る技術なんじゃないでしょうか。

昨日の記事↓

美容師の技術は出来て当たり前って言いますが・・・

の続きになります。

この記事でも書きましたが

いくら真っ直ぐ切れようが

いかに難しい毛質にカールをだせようが

またはカラーできれいな色がだせようが

お客様が納得しなければその技術、知識は

お客様にとって出来てないということに

なる可能性が高いですよね。

もちろん価値観の違いはあるかもですが

それでもそんなのお客様からしたら関係ない話なんです。

てことはですよ。。。

施術よりお客様の希望や似合わせ

ということのほうが大事なんじゃないか！！

って考えちゃいますよね？

たしかにメチャクチャ大事なんですが

そこの部分を明確に形にするためには

そのための技術、知識というものが

必要になってはきます。

となると結局どっちも大事で出来なきゃいけないんじゃん！

てなってしまいます。

ここ最近お会いした美容室経営者の方々が言われてた

美容師で技術は出来て当たり前というのは

このトータルで見てのことを言ってるのかなぁ〜

と自分解釈だと感じたわけです。

というのもこの美容室経営の方々は皆

現場で仕事をされてる方々ではなかったので

よりこの考え方になられるんじゃないでしょうか。

ただですね。。。

現場でお客様をやらせていただいている身からしますと

そんなことはないです！！（キッパリ）

と言えます。

だってうちのお店のご新規で多いオーダーって

失敗の修正なんですが

これっていくらお客様のことを理解し、

施術していっても酷い状態になるのって

単純に技術と知識が足りないからですよね？

冒頭ででた

いくら真っ直ぐ切れようが

いかに難しい毛質にカールをだせようが

またはカラーできれいな色がだせようが

お客様が納得しなければその技術、知識は

お客様にとって出来てないということになる

とは言いましたが

技術、知識がしっかりしている人なら

とんでもない失敗ってそうそうないかと思いますよ。

ほんとね

失敗の修正で来られる方々のヘアを見ると

なんでこんな施術したんだろ？（大汗）

と感じる方々ばかりなんです(-_-;)

現場を知らない経営者では

現場でおこってることなんてわかるわけありません。

把握する材料は数字だけではないでしょうか。

たしかに数字というのは大事です。

でもお客様あって初めて成り立つ仕事ですので

そのお客様のことにしっかり目を向けないと

上辺だけの美容師ばかりになってしまうんじゃないでしょうか。

最近SNSの普及でいろんな情報が発信されていて

いいことだと思うのですがその半面

発信上手が美容師としての能力も高い

みたいなことになっちゃってますよね？

だからか技術、接客のことより

ネットでの情報発信に力を入れてるサロンさんも多いのです。

いくら情報を発信しお客様が来てくれても

それに見合うものがないとお客様は納得されないでしょう。

ですのでお客様の感動をも生み出すような施術、技術

を提供して初めて出来る技術と呼べるのかなぁ〜

と思います。

ということで話戻しますが

美容師の技術は出来て当たり前

というのはありえません。

出来て当たり前なら

美容室ジプシー、美容師ジプシーの方々が

美容室難民になることなんてないはずです。

美容師である以上

お客様に感動を与えることを追求し

経営者であればそんなスタッフを

育てていきたいと思います。

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この記事を書いた人

山根裕司代表／LOANA

ヘアサロンLOANA代表の山根裕司です。

毛髪診断士の資格を持ち薬剤開発などにもたずさわり毛髪の改善に全力を注ぎます。

今まで原宿、表参道、六本木、神戸と有名サロンと言われるお店で働いてきて有名サロンの良い部分も悪い部分も見てきました。

その上で有名サロン、大型サロンでは見逃しがちな部分にも目を向けたサービス、接客、技術を心がけすべての方がハッピーになれるヘアサロン、美容師でありたいと思っています。

素材美（毛髪）とデザイン美（ヘアスタイル）の両立をモットーにどちらが欠けても完全ではないということをご提案していきたいです。