18Mar
先日の黒染め修正の記事に続き
今回はパーマによる失敗の修正になります。
まず最初に伝えておきたいのが何をもっての失敗か
という部分なんですが今回のケースは
・オーダーしたとおりになっていない。
・パーマというよりただバサバサにさせただけ。
・このことにより切れ毛などがでるようになった。
とお客様自身からのお声でしてお客様自身が
失敗と仰ってる以上は失敗でありそこの部分の修正になります。
ではまずはご来店時になります↓
ちなみに元々はこんな感じ↓
で何もしなくてもサラサラになるような子なんですが
毛先に巻髪っぽいカールがでるようなパーマをかけたい
って言ったらこんなふうになったらしいです(汗)
毛先にってことなのに結構上のほうからかけた形跡ありで
まぁそこはどういうやりとりがおこなわれたかわからないため
何とも言えない部分ではあるがこの状態じゃあ美容師さんサイドに
責任があるんじゃあないかと。。。
とにかく元に戻してほしいってことで
パーマ落とし
をすることに。
元々の癖毛をストレートにするってことではなく
あくまでパーマを落とすだけなのですが
それでも薬剤は使用します。
縮毛矯正に使用するような強い薬剤は使用せず
かなり弱い薬剤を調合し施術に入ります。
元々カラーもしててその上でパーマもかけてる毛なので
もの凄くデリケートな毛のためメチャクチャ恐恐の施術です(汗)
濡らすとこんな感じで↓
テロンテロンです。。。
ここから施術しそして完成がこちらになります↓
ざっとハンドドライで乾かしただけの状態になります。
かかっていたパーマは見事落とせたかと思います。
今回は見た目を元に戻すということでこのような施術をしましたが
ここで勘違いしてはいけない部分が。。。
それは。。。
あくまで見た目良くしただけで
毛髪的にはダメージをさせてる
ということ。
今回の施術ではパーマを落とすために微量ではあるが
薬剤を使用しているため全くダメージがない
ということはありえないわけです。
カラーにしてもビビリ毛にしても失敗を修正するというのは
多少なりとも薬剤のパワー、物理的なパワーが必要で
そこでもリスクもあるわけです。
一度やってしまうとそれなりのリスクもついてくるわけで
どの施術でもそうですが安易には考えないでください。
だいたいの方が
なんであの時あんなことしてしまったんだろ〜。。。
となるのでそうならないためにも
美容室で行う施術の重み
を頭の片隅にでも常においてもらいそのこともふまえて
美容師さんとよく相談していただければと思います。
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この記事を書いた人
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ヘアサロンLOANA代表の山根裕司です。
毛髪診断士の資格を持ち薬剤開発などにもたずさわり毛髪の改善に全力を注ぎます。
今まで原宿、表参道、六本木、神戸と有名サロンと言われるお店で働いてきて有名サロンの良い部分も悪い部分も見てきました。
その上で有名サロン、大型サロンでは見逃しがちな部分にも目を向けたサービス、接客、技術を心がけすべての方がハッピーになれるヘアサロン、美容師でありたいと思っています。
素材美(毛髪)とデザイン美(ヘアスタイル)の両立をモットーにどちらが欠けても完全ではないということをご提案していきたいです。
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