27Apr

カラーリングで、ここ数年
人気な色と言えば
【グレージュカラー】
グレージュカラーというのは
このような色になります
↓
【グレージュとは?】
グレーとベージュを合わせたような色
のことを言ってまして
日本人に多いオレンジ色に
なりやすい髪や黄色っぽい色の髪を
消すような色でもあります。
ですので
これ!!
といった色のことをいうわけでは
ないのですがイメージ的には
外国人の方のような赤オレンジみがない
透明感のあるような色で皆さんのイメージですと
寒色系のカラー(アッシュやマット)を
イメージされる方も多いと思います。
そんな色のことをグレージュカラーと
言ったりしてるのですが
ここ数年はオーダーの多い
カラーとなっています。
このグレージュカラー、上でもあげたとおり
赤オレンジみを消しつつ透明感、スケ感を
表現するカラーでもありますので
日本人のほとんどがそうである
元々のメラニン色素の赤オレンジ色を
いかに消せるかでよりこの色の表現の幅も
変わっていきます。
極論、ブリーチしてメラニン色素を
最初に削ってから色をかぶせていく
というやり方が一番透明感はだせるし
赤オレンジ色も消せるのですが
だからといってブリーチはダメージもでかいし
後々のことを考えると皆さん敬遠されると思います
自分もブリーチはオススメしないですしね(汗)
だからここ最近だとシングルプロセスで
より赤オレンジみを消すようなカラー剤も
各社メーカーから発売されてきました。
LOANAでもそういった薬剤は全種揃え
赤み抹消カラーリングに取り組んでいます。
でもやはりブリーチではないので
赤みを消すというのにも限界はあります
元々の髪質、あとは以前までにされていた
カラーの履歴によっては
一度のカラーリングではグレージュカラーは
表現するのが難しいんです
赤オレンジ色が残ってグレー色が表現できないのと
透明感、スケ感の表現が難しいですね(汗)
このようなパターンのお客様ですと
一度では難しいと説明して何度かに分けて
色をかぶせていくことをオススメしています
そうすることで毎回少しずつ赤みを削ることができ
色みも入れていくことができるため
出来るかぎり負担をかけずに色を変えていくことが
できるからですね
でそういったカラーを続けていくと
色が抜けてきても
赤オレンジみを感じない髪色に変化するんです
言葉よりも実例をお見せしたほうが
わかりやすいと思いますので
こちらをご覧ください
↓
こちらのお客様は毎回グレージュ系カラーで
カラーをされている方なんですがこの時は
リタッチカラーのみなんです
根元の伸びた部分のみのカラーしか
していないのに髪色に透明感がありで
しかも赤オレンジみも全く感じないかと思います
実際本人もこんなふうにアップしてくれています
↓
リタッチカラーのみって書いてあるでしょ
この記事のタイトルでもある
グレージュカラーを繰り返すことによる変化
というところについてなんですが
これを見ていただけたらわかるとおり
『赤オレンジみの色素を除々に消すことができ、
それにより退色しても綺麗な透明感のある
髪色を維持しやすくなる!!』
という部分がグレージュカラーを
繰り返すことによりおこる良い髪色の
変化かと思います
ここまでもっていければ上のお客様のように
リタッチカラーのみでもよくなるので
全体カラーとリタッチカラーを交互にしてもいいですしね。
料金もそのほうがかからないですし
自分の髪色がいつも赤オレンジっぽく
なりやすいという方は長い目でみて
こんな方法を取り入れてみるのもアリですよ
一度で急激に変化させる方法(ブリーチなど)は
変化もさせやすいぶん負担もでかいのでそのへんは
よく考えてからカラーリングしていただければと思います
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